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気候変動デモを強行 学生団体

【シドニー15日AAP】  連邦政府の気候変動政策に反対している大学生グループのクライメット・ジャスティス(Climate Justice)が15日夜、シドニー市内でデモを行った。警察から正式な許可を得ないまま、約500人がカスタム・ハウスからマーティン・プレースまで、モリソン首相の辞任などを求めて行進した。

 

NSW州警察によると、クライメット・ジャスティスはデモ行進などの開催者に義務付けられている報告基準に応じなかったとして、主要道路ではなく歩道で行進を行った。警察の広報担当者は「公共の安全を守るとともに、コミュニティへの妨害を軽減した」と説明した。

 

一方、クライメット・ジャスティスのスタンブルック氏は声明の中で「NSW州警察は、ベレジクリアン(州首相)とモリソン(首相)と共に、卑劣な行為を行っている」と批判。これに対し警察は、デモを行う権利だけでなく、他の市民の権利も同様に守り、バランスをとる必要があると説明した。

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