【キャンベラ4日AAP】 アボット首相が、法律の制定から予算案にいたるまで、あらゆることに反対姿勢を示す野党を強く非難したことについて、野党労働党のショーテン党首は4日、何も考えずやみくもに反対しているわけではないと反論した。
今年度の締めくくりとなったメディア会見でショーテン党首は、賛成か反対かの立場は、党としての主義や道義に基づいて決めていると述べた。国家安全に関わる法案の成立においては連邦政府と協力体勢を築き、これにアボット首相も謝意を表した。
また同党首は、予算案に反対していることについて聞かれると、「実際に不公平な予算案だから」と譲らない姿勢を見せた。