文化・芸能

障害持つ女性活動家が死去 

【キャンベラ8日AAP】   自身も障害を持ちながら障害者に対する認識を高める活動を続け、一方でコメディアン、ライターとしても活躍したステラ・ヤングさんが6日、死去した。享年32歳。

ヤングさんは1982年、VIC州スタウェルで誕生。「骨形成不全症」という、骨が非常にもろいという先天性の障害を持っていた。10代で「世界を変える」という意志を持って立ち上がり、まずは故郷のスタウェルの中心地で障害者がより快適に往来できるよう改善を求める活動を行った。

後にヤングさんはコミュニティ・テレビのジャーナリストとして活躍。身障者に関するニュースなどを伝えた。一方で、コメディアンとしても人気を集め、海外ではイギリスなどで注目された。

遺族によると、ヤングさんの死去は予期していたものではなかったが、死亡時に痛みを感じることはなかったという。今後、親族のみの葬儀を営む予定。

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