【シドニー17日AAP】 連邦政府のテーハン教育相は17日、NSW州政府のミッチェル教育相とともに、NSW州中北沿岸部で昨年11月以降に山火事の被害を受けた178校の再建費用として、2000万ドルを拠出する方針を明らかにした。
ミッチェル教育相は、山火事のために遊具や日よけなどを含め、学校のインフラに被害を受けた学校への補助拠出を明らかにした。補助は灰による汚れなどの除去費用などにも使われる予定だ。2000万ドルは、州政府が今月初めにコミュニティ再建に充てた10億ドルから拠出される。
ミッチェル教育相は「一学期の初日から通常運転に戻すために、州政府として出来る限りのことをすることは、われわれの最優先課題だった」と述べた。州内では17日の時点で、立ち入りが禁止されているスノーウィー・バリーズの1校を除く、178校が山火事の影響を受けたことが分かっている。