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赤十字 フォートナイトとコラボ

【キャンベラ20日AAP】   赤十字社は、世界の紛争地帯での活動認識を高めるため、人気のインターネットビデオゲーム「フォートナイト」と連携する。

スイスとタイの赤十字社員が先頭に立ち、「フォートナイト」スペシャルモードでは、負傷した市民を助けたり、学校など損傷した建物を修理したり、地雷を撤去する。スペシャルモードではプレイヤーは他者を攻撃することができない。20日に米国テキサスのゲーム・コンファレンスで発表され、オーストラリアのeスポーツプレイヤー、ラックラン・パワーさんも出演する。

オーストラリア赤十字のレナード・ブレイズビー氏は、「普段はメッセージの届かない視聴者に、赤十字国際委員会の活動が伝えられれば」と話す。同ゲームは本来狙撃型だが、ブレイズビー氏は赤十字の活動を軽んじると考えない。すでに紛争地域や今後戦地に発展する可能性のある場所に向かう人が赤十字を認識し、武力紛争地域周辺の法律を理解することも目的とする。

赤十字委員会がミレニアル世代を対象に行った国際調査によると、武力紛争が懸念事項のトップに入った。

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