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クジラ7頭の死がいが海岸に打ち上げる

【アデレード9日AAP】   SA州アデレード西部ヨーク半島で、マッコウクジラの死がい7頭が海岸に打ち上げられた。関係当局ではその処分方法に頭を抱えている。

この7頭のマッコウクジラの死がいは、8日朝、パララ・ビーチに打ち上げられていた。いずれも全長およそ10メートル。発見時には8頭目も横たわっていたが、関係者らが何とか沖合に連れ戻した。

環境省の広報担当者は、「40トンもの重さの動物の死がいをどうするか。考えただけでもぞっとする。沖に戻したとしても波に乗ってまた浜辺に打ち上げられるだろう」と述べ、死がいをそのまま海岸に放置し腐乱が進むのを待つしかないことを示唆した。

クジラの死がいにはサメが近寄ってくることが多いため、死がいから半径50メートル以内は立入禁止となっている。

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