【メルボルン21日AAP】 VIC州で、リコール対象のタカタ製エアバッグが未交換の車両400台以上が、今も登録されている。州政府は、車両登録の一時停止またはキャンセルを行う計画だ。
自動車製造会社らは持ち主に対し、手紙や電話、eメールや自宅訪問など繰り返し連絡を試みたが、今も400台以上の持ち主が対応していない。
パルフォード州道路相は21日、「車両登録の一時停止やキャンセルは避けたいが、危険なエアバッグを道路からなくすために必要な手段は問わない」と声明を発表した。
2018年のリコール対象車種の持ち主には、対応する最後のチャンスとなる通知が間もなく送られる。2001年から2004年に製造された車で、ホンダ、トヨタ、日産、BMW、マツダ、レクサスなど。世界中でタカタ製の欠陥エアバッグによって29人が死亡、320人以上が負傷した。