【メルボルン13日AAP】 オーストラリア・エネルギー規制機関(AER)は、VIC州で設置が義務付けられているスマートメーターの使用料金引き上げを許可した。
設定料金について配電会社らは、スマートメーター運用開始の遅れに係る費用を補填するものと主張し、Jemenaは226ドル、AusNetサービスは205ドル、United Energyは154ドルと、それぞれメーター料金を引き上げた。予算内で費用を賄った2社のメーター料金は、CitiPowerが115ドル、Powercorが109ドルと低い。
アンドリュース州首相は、「VIC州世帯が個々の企業の管理不足等を補わなければならないのは不公平」と話し、政府はAERの決定事項に対し抗議可能かどうか、意見を早急に求めているとしている。
新料金は来年1月1日から適用される。