【シドニー16日AAP】 シドニー市内のカフェ「リンツ」で16時間の立てこもりをし、最終的には銃弾に倒れた犯人、マン・ハロン・モニス(50)。20年前に避難民としてオーストラリアに入国したモニスには、複数の犯罪歴があった。
2010年、アフガニスタンで死亡したオーストラリア兵士の遺族らに対して脅迫めいた内容の手紙を送ったとして起訴された。
また、2013年にも、アフガニスタンで死亡した複数の兵士の遺族に対して、「兵士らは殺人犯だ。地獄に落ちろ」といった攻撃的な内容の手紙を送りつけた。これらの件についてモリスは、2年の執行猶予と300時間のコミュニティ・サービスの判決が言い渡された。
それから数カ月後の2013年4月、今度はモリスの元妻であるノリーン・ヘイソン・パルさん(30)が刃物で刺され殺害された上、火を放たれた事件に関与しているとして注目された。この件では、モリスの当時のパートナーである女(34)が殺人罪で起訴された。
今年初めには、2002年に複数の女性に対して性的わいせつに及んだとして40件以上の罪で起訴された。保釈申請が認められ、来年2月に出廷する予定だった。
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