【シドニー22日AAP】 NSW州の地方火災サービスは、23日に高温と強風の厳しい天候が州のほぼ全域で予想されていることを受け、山火事の可能性が強まると警戒を強めている。州内では先週から降雨があったが、高温と強風により山火事が発生しやすい状況になるという。
NSW州南部沿岸のノーラ(Nowra)では23日の日中の気温が40度、シドニー西部のペンリス(Penrith)では43度、セスノック(Cessnock)では41度、中北部沿岸のブラデラ(Cessnock)では42度に達することが予想される。
NSW州では23日、グレーターシドニー地区、グレーターハンター地区、イラワラ・ショールヘイブン地区などで、火気全面禁止命令が発令されている。NSW州では22日夜の時点で、約70件の火災が発生している。