【ブリスベン17日AAP】 大手スーパーチェーン、ウールワースの求人募集に申し込んだ男性が、年齢や性別を問われたのは不当だとしてウールワースを相手取った裁判で、裁判所はウールワース側に賠償金5000ドルを支払うよう命じた。
男性は昨年12月、ウールワースが経営するサンシャイン・コーストのガソリンスタンドの求人募集にオンラインで応募しようとしたところ、記載事項に性別と生年月日が含まれていたため、QLD州反差別委員会に申し立てを提出した。
ウールワース側は、生年月日は長期的な給与額の予測や、酒類販売などの販売が可能かどうかを判断するために、性別は政府の雇用統計のデータを得るために必要だったと説明したが、先月出た判決で、QLD州民事・行政審判所は、ウールワース側による法律違反と判断した。賠償金は、今月19日までに男性に支払われる。
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