【シドニー26日AAP】 シドニー・ハーバー周辺では、 オーストラリア・デーを祝うイベントが開催されるが、今年はカウンシルや地域住民は先住民の権利を優先した形で行われることになる。
バランガルー・リザーブでは、伝統的な煙を使った儀式を含めたが行われる。
また、ハーバーで開催される人気のフェリソンは豪海軍の重巡洋船 HMAS Canberraを使用した礼砲や豪空軍のジェットによる編隊飛行が行われる。
だが、シドニー・インナー・ウェストのカウンシルは昨年11月に「1月26日は侵略の日と認識」し、アボリジニの人々に敬意を表すため、オーストラリア・デーのイベントをキャンセルしている。
インナー・ウェスト市長は、イベントのキャンセルは小さいことだが、オーストラリアの先住民の文化に理解を深めるためにも重要なことだと述べている。
インナー・ウェスト地区では、26日に例年通りマリックビルで市民権授与式を執り行うが、2月8日に夏祭りを開催し、山火事被害への寄付活動を行うという。