【メルボルン20日AAP】 メルボルンで、職人を装った男らが高齢者を詐欺標的に巡回しているという。
警察によると20日午前、南東部カーネギーで、2人の男が女性を銀行まで連れていき、偽りの修理代として現金を引き出させた。先に、カーネギーの別の高齢女性宅の屋根に偽修理工らが上り、タイルを砕き始めたとしている。
また、リングウッド、ストニントン、ボルーンダラ、フランクストンの各地で最近、屋根や雨どい修理の申し入れがあったという報告もされている。現金または現金化小切手の支払いに対し割引をするという、事業チラシを作成した事例もあった。詐欺師の中には、アイルランド訛りの男がいたとされる。
グレンアイラの警察は、「詐欺師らは、脆弱な高齢者たちから金銭を騙し取ろうと、意図的に標的にしている」と話した。