【キャンベラ21日AAP】 アボット内閣は21日、一部の内閣改造を発表した。以前より、2016年の選挙の前に内閣改造を行うことを示唆していた。ビショップ外相やホッキー財相などの主要閣僚は留任となり、小幅な改造となった。
今回の改造で最も目を引いたのは、ジョンソン国防相を退けケビン・アンドリューズ社会サービス相を国防大臣に抜擢。また、スーザン・レイ教育相補佐を保健相に任命。レイ氏はビショップ外相に次いで2人目の女性大臣となる。また、ピーター・ダットン氏が新しい移民大臣に選ばれるなどした。
新内閣は23日に発足。アボット首相は、「新内閣のメンバーは2015年、我々の政治的アジェンダである雇用や家庭問題に取り組む力がある」と述べた。