【キャンベラ29日AAP】 生産性委員会が行った調査によると、国内で過去10年にボランティア消防隊員が20%近く減少した。
2009/10年度、人口10万人当たりボランティア消防隊員数は1,015人だったのに対し、2018/19年は824人に減少した。サポートスタッフを含める全ボランティア数も、ピークを迎えた2015/16年の22万6,509人から20万7,445人に減少した。
有給の消防サービス職員数は、2009/10年の1万7,278人から昨年度は2万692人に増加したが、ボランティアの減少と一致しない。
火災による死亡は昨年度、100万人あたり3.5人で下がり続けている。
一方で消防サービスへの支出は昨年度、過去最高の49憶5,000万ドルに達した。人口当たり196ドル55セントで、前年は177ドル8セントだった。