【ブリスベン29日AAP】 QLD州ブリスベンから南西部へ約5時間の町ワンドアン(Wandoan)に、国内で最大級となるリチウムイオン蓄電所が建設される見通しであることが分かった。最大5万7000世帯への電力供給が可能だという。
AGLエナジーとヴェナエナジー・オーストラリアは29日、リチウムイオン蓄電所の建設を今年7月から開始することで合意、署名した。AGLのレッドマンCEOによると、同蓄電施設の発電容量は100メガワット、蓄電要領は150メガワット時になる予定だという。
ヴェナエナジーは来年、同じ場所に6億5000万ドルを投じ、太陽光発電所も建設予定となっている。同プロジェクトでは40万世帯への電力供給が期待されることから、リチウムイオン蓄電所と合わせて国内最大級の蓄電所となる見込みだ。