【キャンベラ30日AAP】 オーストラリア健康福祉研究所(Australian Institute of Health and Welfare)の統計によると、2018/19年度にメディケアを利用し、メンタルヘルスの診療を受けていたのは10人中1人だったことが分かった。
同統計によると、17/18年度に各州や準州、連邦政府がメンタルヘルス診療へ支出した総額は99億ドルとなり、近く100億ドルに達するとみられることも明らかになった。
また、メンタルヘルス診療にメディケアからの助成金を受けた人の数は5.7%から10.6%と、過去10年間で約2倍に増加した。さらに、国民全体の17.1%が抗うつ剤などメンタルヘルス関連の治療薬を処方されていることも分かっている。