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サイの赤ちゃんが誕生 メルボルン

【メルボルン28日AAP】   メルボルンのウェリビー野外動物公園で27日、ミナミシロサイの赤ちゃんが誕生した。

67キロの雌の赤ちゃんは、同動物園の動物病院で24時間体制のケアを受けており、母親のシーシーの経過もよいとされる。シーシーが授乳できないことから、1歳半の姉のキペンジ同様に、赤ちゃんは最初の数か月人工保育される。

ミナミシロサイの密猟による脅威が高まるなか、今回の出産は記念すべき誕生とされる。今年、南アフリカのみで1000頭以上が殺され、野生のミナミシロサイは2万頭を少し上回るにすぎない。今後も密漁が続けば同種は20年以内に絶滅する可能性がある、と同動物園は話す。

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