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エアアジア機が消息不明に

【シドニー28日AAP】   28日早朝、乗客・乗員162人を乗せたマレーシアのエアアジア航空機が消息不明となった。オーストラリア政府は捜索・救助に関し、支援を提供するという。 

エアアジアのエアバスA320は、インドネシア・スラバヤの国際空港を現地時間午前5時20分に離陸後、約1時間で交信が途絶えた。同機はシンガポールに午前8時半到着予定だった。交信が途絶える前、高度を上げて悪天候を避けたいと、同機はジャカルタの管制官に許可を求めた。

アボット連邦首相は惨事を聞いて、特に搭乗者の家族に対して気の毒に思うと話した。

エアアジアが公開した乗客リストによると、同機にオーストラリア人は搭乗していなかったとされる。ビショップ外相は、搭乗者の中にオーストラリアとの二重国籍者や永住者がいたか情報を求めたとし、ジャカルタのオーストラリア大使館とシンガポールのオーストラリア高等弁務官が地元当局に問い合わせている。

同機には乗客155人、パイロット2人、客室乗務員4人、エンジニア1人が搭乗していた。乗客の内訳は大人138人、子ども16人、赤ん坊1人。

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