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火災の恐れ キャンベラ非常事態宣言

【キャンベラ31日AAP】  首都特別地域(ACT)のバー主席大臣は31日午後、高温と強風による山火事の危険性が一層高まるとしてACT全域に非常事態を宣言した。ナマジ(Namadgi)国立公園ではすでに1万9600ヘクタールが燃焼しており、これまでにACT全体の8%が燃焼している。

 

同地区の住民に対しては、キャンベラ方面へ向かう道路、もしくはターワ(Tharwa)ビレッジ方面へ早急に避難するよう呼び掛けている。ACTのバー主席大臣は、週末にかけてキャンベラ南部の住宅付近に火災が近づく可能性があると懸念を示し、「2003年以降で最悪の山火事となる恐れがある」と述べた。

 

キャンベラは31日と2月1日の両日、日中の気温が41度、2日は35度まで上昇と予想されている。また、火災がキャンベラに近づけば、さらに非難や通行止めなどの措置が講じられることが考えられる。2003年にキャンベラを襲った火災では、死者が4人、火災によって破壊された住宅は500軒以上に上った。

 

 

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