【アデレード2日AAP】 SA州のエアー半島に核廃棄物処理場を建設するという連邦政府の決定に反対し、地元住民らが抗議集会を2日に行うことにした。
1日に連邦政府は、同州のキンバ近くの農業地域ナパンデーに放射能施設を建設することを発表した。しかし、キンバやSA州の農業地域核廃棄物廃棄反対委員会(No Radioactive Waste on Agricultural Land)は、地域住民との協議プロセスに欠陥があるとしている。
同委員会代表は「処理場建設に反対の場合は、あらゆる手段を利用して断固闘うしかない」としている。 抗議集会は、先住民や環境保護団体の支援を受け、地域住民を中心にキンバで行われる。
だが、最近行われた投票では、住民の62パーセントが処理場建設に賛成だとしており、ナパンデーの所有者ジェフ・ボルドック氏は「処理場建設により、地域経済が繁栄し、新産業を誘致できる」と述べている。