【ジャカルタ30日AAP】 28日にボルネオ島沖で消息を絶ったエアアジア機の乗客とみられる6人の遺体が30日、ジャワ海で発見された。インドネシアのスラバヤからシンガポールに向かっていた同機には、乗客や乗務員ら162人が搭乗していた。
発見された遺体のうち3体がインドネシア海軍によって回収されたが、遺体は救命胴衣を装着していなかった。スラバヤ空港で安否の知らせを待つ家族らは、テレビで遺体回収の様子が映し出されると、泣き崩れたり、その場で倒れて運び出される人もいた。
エアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEOは、「エアアジアを代表してお悔やみ申し上げる」「この悲しみは、とても言葉では言い表せない」とコメントした。