【キャンベラ1日AAP】 アボット首相は1日、国民へ向けて新年のメッセージを発表。「自分たちの国とその未来に自信をもとう」と呼びかけた。また、政権の目標は引き続き、雇用の改善、家計費負担の削減、道路建設、国家安全の強化などとした。
同首相は2014年を、困難を乗り越えて多くのことを成し遂げた一年だったと振り返ったうえで、今年もこれまで同様に、「より豊かな国にしていくため、共に歩んでいこう」と呼びかけた。
ショーテン野党党首も「国民は困難にも屈しなかった」と昨年を振り返ったうえで、今年、第一次大戦時のアンザック軍団によるガリポリ上陸100周年となることにふれ、「国の希望は常に国民だ」と述べた。
さらに、ショーテン党首は、憲法において先住民をどのように認識していくかについて、年度末までには与野党の間で合意に至りたいと述べた。さらに党として、今後も国民の声に耳をかたむけ、将来の展望について考えていきたいとした。