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中東からの帰国戦士 追跡調査実施

【メルボルン2日AAP】  オーストラリアから中東へ出向いて戦闘に参加し、その後に帰国した“ジハーディスト”について、ビショップ外相は「きちんと追跡調査する」とFairfaxのラジオ番組内で述べた。

政府は昨年10月、妥当な理由なく中東の戦闘地域へ渡航することを禁止する、テロリズム反対法案を可決した。一方で、これ以前に渡航した者がすでに帰国し、監視を逃れていることを心配する声もあがっていた。News Corpによると、少なくとも20人が帰国しているという。

ビショップ外相は、「シリアやイラクなどの戦闘地域では、戦闘員の実態について証拠を集めるのは非常に困難である」としながらも、「政府として出来ることはすべてやっている」と述べた。さらに「一度でも戦闘に参加した者は、自国に戻って同様な行為をふたたび繰り返す傾向がある」と重ねて指摘した。

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