【シドニー2日AAP】 2014年のNSW州の交通事故死者数は、333人から7%減少し、過去最少の309人であった。
昨年の交通事故死亡率は、記録が付け始められた1908年以降最も低く、年間死亡者数としても1923年以降最も少ない。ゲイ州道路相は、「死亡者の減少は喜ばしいことだが、改善の余地は十分にある」と話した。
一方、シートベルト未着用による死亡者数は20人から29人に急増した。警察は、ドライバーおよび同乗者に交通安全メッセージを伝えることが依然として大きな課題だという。都市部と比べて地方での死亡者が多いことから、休暇に出かける人々に対し、スピード超過や飲酒運転、疲労、シートベルト未着用などを避けるよう呼びかけている。