一般

子どもの車内放置は非常に危険 VIC

【メルボルン3日AAP】   VIC州で最高気温が40度近くに達するなか、子どもを車内に放置する事件が6件発生した。同州救急局は保護者に対し、小さな子どもは非常に短時間で脱水状態になると警告している。 

3日昼頃、メルボルン中心のドックランドの駐車場で、10歳未満の子ども2人が車内にいたところを、懸念した通行人が緊急通報した。5歳未満の子ども3人も2日、南部ジーロングのファーストフード店で車内に残されていた。2005年子ども青少年家庭法(CYFA)では、付き添いなしで子どもを放置した罪に、罰金2214ドルまたは刑期3か月を定めている。

2009年の「暗黒の土曜日」までの数日間で同州で370人が死亡したことから、熱波のみでも死に至る危険があるとされる。救急隊は2日と3日の両日で、40件近くの暑さ関連の通報を受けた。多くが高齢者によるもので、およそ20人が病院での手当を要した。

アンドリュース州首相は、水場での安全についても人々に呼び掛けた。多くの人が涼を求めてビーチに向かった2日、セントオルバンズの男性がジーロング南のジャン・ジャックビーチで死亡した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら