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SA山火事3日目 依然として制御不能

【アデレード4日AAP】   アデレード郊外に広がるいわゆる「アデレード・ヒルズ」と呼ばれる地域で拡大を続けるブッシュファイヤーに関して、出火から3日目となった4日も火の勢いは衰えることなくあらゆる方面へと拡大を続けている。

消防局がブッシュファイヤーの影響がみられると懸念しているサバーブは、ワンツリーヒル、ハンバグ・スクラブ、マウントクラウフォード、クレスブルックなどアデレード東部を中心とした地域。これまでに数十の家屋が全焼したことが確認されているが、この数は20軒を超える可能性があるとみられている。

4日夕方時点でこれらのサバーブの1100世帯で停電となっている。また、ブッシュファイヤーが拡大している地域に向かう道路20本以上が通行止めとなっている。

ウェザリル州首相は避難を余儀なくされている市民に対して、火が沈静化している地域でも燃えた木の枝が車両に落下する可能性が大きいことなどを説明し、帰宅を急がないよう訴えた。

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