【キャンベラ5日AAP】 日本国内の報道によると、日本政府はオーストラリアに対して潜水艦を共同生産することを提案し、連邦政府もこれに前向きな姿勢を示しているという。
オーストラリアの現有の潜水艦は90年代のモデルで老朽化が進んでいて、以前から新型潜水艦の導入を求める声が上がっていた。連邦政府は日本が有する最先端の潜水艦技術に興味を示していたが、一方で、国内産業を援護する野党などの反発に遭い、計画は立ち往生している。
今回、日本政府が提案した内容によると、潜水艦の船体の共同開発を両国で行い、組み立てについては日本側が管理するという。計画は、早ければ今年末にも締結される見込み。