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電動自動車のシェア メルボで試験

【メルボルン6日AAP】  自動車の配車アプリ、ウーバーはこのほど、VIC州メルボルンで電動自転車のシェアリングサービス「E-Bike」を試験的に導入することが分かった。同サービスは自転車を停車するポートを持たないシステムで、メルボルン、ヤラ、ヤラ・リバー、ポート・フィリップ市内で利用が可能だ。

 

E-Bikeでは、約400台の鮮やかなオレンジ色の自転車が使用され、配車アプリと同じウーバーのアプリから貸し出し手続きが可能。試験サービスは今年3月から開始される予定で、一年間にわたり使用状況などをモニタリングするという。

 

自転車のシェアリングサービスでは、過去にシンガポール拠点の「oBike」がメルボルン市内で試験的に導入されたが、歩道や川の中に自転車が投げ捨てられるなど管理上の問題で、2年前に撤退した。メルボルンのキャップ市長は、同様のサービスは世界中で反社会的な問題を受けることなく運営されていると指摘し、ウーバーと管理方法について覚書を交わしたことを明らかにした。

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