【シドニー8日AAP】 東ウクライナの戦闘区域で7日、オーストラリア人とみられる男性がドネツク地方のウクライナ境界線で逮捕され、身柄を拘束された。男性はジャーナリストで、親ロシア分離独立派の領域で活動していたとみられる。
関係者からの情報によると、男性は親ロシア分離独立派側から紛争を取材していたが、戦闘には参加していなかった。男性は防弾チョッキを着用し、弾薬とナイフと取材許可書を所持していたという。
これまでに、東ウクライナでの紛争では4700人が死亡。ウクライナのプロシェンコ大統領は今月15日、カザフスタンでロシアのプーチン大統領、ドイツとフランスの首相らと平和会談に臨む。