【キャンベラ7日AAP】 連邦政府のテーハン教育相は7日、外国人留学生を対象とした新型コロナウイルスに関するホットラインを開設したと発表した。国内の大学では、数週間以内に授業が再開される見通しで、ホットラインは電話と電子メールの両方で受け付けるる。
テーハン教育相は「学生から新型ウイルス関連の質問のほか、健康や教育に関する質問などを受け付けるコールセンターを設置した」と話した。また、オーストラリア大学連盟や各大学の学長らと定期的に連絡をとり、状況の把握に努めていると説明した。
一方、元外相でオーストラリア国立大学の学長に就任したジュリー・ビショップ氏は、新たに5000人の学生が中国から入学したが、4000人は渡航規制のため依然として中国にいるとして、その間の講義についてサポートを続けるとともに、1学期か2学期中に出席できるようになることを望んでいると話した。