一般

パリ襲撃事件追悼 数百人がシドニーに

【シドニー11日AAP】   フランス・パリで発生した新聞社襲撃事件に関して、11日、シドニー中心部で犠牲者17人の追悼式が行われ、在オーストラリアのフランス人など数百人が集まった。

集まったフランス人やオーストラリア人は、「Je suis Charlie」、「Freedom」と書かれたサインを持って行進をした。追悼式に出席した在オーストラリア・フランス大使であるルクールティエ氏は、追悼式の会場となったマーティン・プレースで昨年発生した人質立てこもり事件について触れ、「悲劇が二度と繰り返されないよう我々が立ち上がらなければならない」と訴えた。

追悼式では、パリ新聞社襲撃事件とスーパーマーケット立てこもりで犠牲となった一般人や警察官17人の名前が読み上げられ、1分間の黙とうが捧げられた。

パリでの事件で犠牲になった人々への追悼式は各地で行われていて、10日、米ニューヨークでは、寒空の中、多くの人々がペンと「Je suis Charlie」のサインを持って行進。発言の自由を訴えた。

また同日、事件のあったパリではおよそ70万人が犠牲者を追悼する行進を行った。翌11日には、パリ市中心で、ドイツのメルケル首相やイギリスのキャメロン首相らが参加してさらに大規模の追悼式が行われた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら