【シドニー11日AAP】 NSW州南東部の川で、男性が木にしがみついて流されないように一晩耐えていた。男性は無事救出された。
30代とされる男性は、ベガ北部のブロゴ川で10日午後6時から木にしがみつき、11日午前4時に発見され、およそ1時間後に救出された。川を歩いて渡ろうとしたところ、身動きがとれなくなったとされる。
NSW州地方緊急サービス(SES)のミシェル・デ・フリスクボム司令官は、「ここ最近の山火事の影響でたくさんのがれきが川に溢れており、長時間木にしがみついて下流に流されなかったのは非常に幸運だ」と話した。SESは、いまだに多くの人から救援要請を受けているとして、歩いたり車で洪水に入らないよう警告を続ける。