【シドニー19日AAP】 警察官のふりをした男が車両を停止させ、検問を装って運転免許証を盗むケースが相次いで発生した。
24日夜、シドニー西部ブリンジェリーで、32歳男性が運転する車両を白色のホールデン・コモドアの運転手が停止させた。コモドアのダッシュボードには青色のランプが点滅していた。コモドアを運転していた男が偽の警察バッジを示し、男性に対して免許証の提示を求めると共にアルコール検出器を使って飲酒検問を装った。偽警察官はその後、男性に対して「この免許証は停止処分を受けている」と告げ、免許証を持ってそのまま立ち去った。
25日未明には、その近くのセシルヒルで、49歳女性が運転する車両を白色のセダンに乗った男が停止させた。やはり青の点滅ランプが車両正面に設置されていた。警察であることを告げた男は女性に対して飲酒テストをした後、免許証の提示を求め、「この免許証は無効だ」と言い、免許証を持って現場から立ち去った。
いずれの運転手も後になってこの偽警官の挙動が不審であったことから警察に通報した。警官を装っていた男は欧州系で身長が175センチほど。30代ぐらいで茶色の短髪だったという。
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