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ジャックマン妻が国民栄誉賞ノミネート

【シドニー19日AAP】   ハリウッド俳優ヒュー・ジャックマンの妻で、養子縁組を増やす活動を行っている女優のデボラ・リー・ファーネスさんが今年の「オーストラリアン・オブ・ザ・イヤー」(国民栄誉賞に該当する)にノミネートされた。オーストラリア・オブ・ザ・イヤーの授賞式は今月25日に行われる。

オーストラリアでは過去25年間で養子縁組の数は76%も下落している。ファーネスさんによると、昨年1年間で1万1000人の幼児が親の暴力などを理由に家族と離れ、5万人の子どもたちが里親の元で生活を始めた。一方、養子縁組となると、2013/14年度でわずか339組。うち210人がオーストラリア人の子どもたちだという。

自身も2人の子を養子に迎えているファーネスさんは、養子縁組の数を増やす活動を続けており、2008年に「全国養子縁組意識週間」を展開させ、昨年は国内の養子縁組の現状を改善させる団体「アダプト・チェンジ」を立ち上げた。「家族に愛されて育つ子ども達は素晴らしい人生を送ることができる」とファーネスさん。

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