【ケアンズ19日AAP】 1972年3月に学校に向かうために家を出た14歳少女がそのまま失踪した事件に関して、QLD州警察は19日、その2年後に発見された白骨遺体がこの少女のものであることを特定した。
白骨化した遺体の一部が発見されたのは1974年10月、失踪したマリリン・ウォールマンさん(当時14)の自宅からおよそ40キロ離れた森林の中。その後、FBIやニュージーランド、QLD州、VIC州の当局によって遺体の鑑定がなされたが、現在の技術をもってようやくこの遺体がウォールマンさんのものであることが特定された。
ウォールマンさんは1972年3月、ノースマッケイにある自宅から自転車に乗って学校に向かっていた途中で失踪した。ウォールマンさんの自転車は失踪当日に発見された。
ウォールマンさんの弟は、姉は死んだと常に思っていたが実際に確認されて複雑な気持ちであると述べると共に、姉を殺害した犯人逮捕につながる情報提供を市民に呼びかけた。