【シドニー19日AAP】 パプアニューギニア・マヌス島にある連邦政府の難民収容所で収容者らが行っていた大規模なハンガーストライキについて、パプアニューギニアとオーストラリア当局は19日、収容所にて交渉を行い、収容者らのストライキを強制的に終了させた。
パプアニューギニア政府がABC局に話したところによると、同国の移民省はストライキが行われていたブロックにて収容者らと交渉をし、ストライキを非暴力的に終了させたという。
しかし難民支援団体「難民活動連合」によると、およそ30人の収容者がこのブロックから移動させられ、うち数人は手錠をかけられ引きずられるようにして連行されたという。同団体では、飲料水などはこのブロックにまだ運ばれておらず、一部の収容者らは現在もハンガーストライキを行っているとした。
ダットン連邦移民相は、収容者の一部は攻撃的な態度を示しており、これらは許容されるものではないと述べた。