【キャンベラ20日AAP】 昨年、世界中にショックを与えたWA州の夫婦に捨てられたダウン症児「ギャミー君」が、タイ・バンコクのオーストラリア大使館で無事にオーストラリア国籍を取得したという。
WA州に住むウェンディ・ファーネルさんと夫のデービッドさんは、タイ人女性に代理母出産を依頼し男女の双子が誕生したものの、男児のギャミー君がダウン症であったためにタイにそのまま残し、女児のピッパーちゃんだけを連れてオーストラリアに帰国した。
ギャミー君は現在もタイで家族と一緒に暮らしているが、ギャミー君の家族は昨年、在バンコクのオーストラリア大使館でギャミー君のオーストラリア国籍を申請。このたび無事にオーストラリア人となった。
父親のデービッドさんは過去に児童わいせつで有罪となったことがある。昨年、WA州児童保護省などによる調査を受けたが、現在もピッパーちゃんと一緒に生活している。