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糖尿病の少年 世界初の人工すい臓 

【パース21日AAP】  パース在住で1型糖尿病患者の4歳の少年が、世界で初めて人工すい臓を装着することがわかった。新しく開発された装置は、血糖値を制御するインスリン分泌を担うすい臓の機能と似た働きをする。

インスリンが機能しないために高血糖の発作が起こると、糖尿病性昏睡やけいれん、重症の場合には死に至るケースもあるが、人工すい臓の装着でこれを予防することが可能になる。プリンセス・マーガレット病院のティム・ジョーンズ教授は「装置の開発は画期的」と述べた。

少年に続き、21日午後にはNSW州の男性が同じ装置を装着する。糖尿病患者は国内に約12万2300人いるとみられ、1型糖尿病患者は通常、毎日のインスリン注射の接種とともに、一日6回から8回の血液検査を行う必要がある。

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