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民間医療保険料7%アップも

【キャンベラ22日AAP】  民間医療保険会社が保険料を6パーセントから7パーセントの引き上げを求めているのに対し、スーザン・リー保健相は今年4月1日までに回答を出すとみられている。

トニー・アボット首相は22日、これまで政府が民間医療保険料の引き上げに干渉したことはほとんどないとして、「最終的にはビジネス的判断になる」と述べ、事実上、引き上げは認められるとみられる。

一方、リー保健相は、独立監査機関が民間保険会社からの要求内容を査定するまで、保険料引き上げについて憶測をめぐらせるのは時期尚早だと述べた。政府は、民間医療診療費の値上げに則して、保険料の引き上げ要求について検討するとみられる。

民間医療保険の加入者で一定収入に満たない場合、保険料の一部払い戻しが受けられる。オーストラリア医師会のブライアン・アウラー会長は、「民間医療保険を手頃な値段にしておくこと、しっかりとした民間医療保険の組織を作ることが大切だ」と述べた。

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