【キャンベラ22日AAP】 アボット首相は22日午後、安倍首相に対し、現在イスラム系過激派組織「イスラム国」によって人質となっている日本人2人の救出について、協力する意向を伝えた。
「イスラム国」は日本政府に対し、人質の解放と引き換えに身代金2億ドルを要求している。安倍首相は先ごろの中東訪問で、「イスラム国」対策として同額の支援を行う方針を示していた。
アボット首相は、「人質の解放を強く求める」「オーストラリアと日本は、自分たちの価値観や自由をテロのために犠牲にはしない」と述べ、人質殺害を警告するビデオについても厳しく非難した。