【メルボルン24日AAP】 この夏VIC州で、史上最多となる11人が溺死したことを受けて、オーストラリアデーを前に関係当局らは警戒を呼び掛けている。
ガレット州救急サービス相によると、水の事故による死亡者数は過去18か月で急上昇し、2013/14年に関しては過去10年で最多だという。最近の溺死事故3件がアルコールに関連するとみられることから、オーストラリアデーで飲み騒ぐ予定の人々に対し、「飲酒と水泳は合わない」と警告している。
同州ライフセービングのグレッグ・スコット運用管理者も、今年度、5歳未満の子ども4人が溺死していることから、子どもから目を離さないよう保護者に警告した。
また両氏とも、ビーチの旗と旗の間の監視区域で泳ぐ大切さを強調した。ライフセーバーらは今夏330件の救助にあたっているが、9割は監視区域外で発生している。