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若者の飲酒教育 改善が必要 NSW

【シドニー25日AAP】  NSW州の青少年ロビー団体Youth Actionは、州政府に対し、学校での飲酒教育課程の改善を求めている。

飲酒を一切禁止する現在の教育課程について同団体は、18歳未満で飲酒する若者がいる現状を受け入れ、15-17歳の学生を対象にした包括的なアルコール教育課程を保健体育教科(PDHPE)に加えるよう、ピッコリ州教育相に要請した。

15-17歳の男子55%、女子30%が飲酒時、スタンダードドリンク5杯以上を摂取するという。1スタンダードドリンクは、ワイン100ミリリットルに相当。

同団体の政策・擁護を担当するイーモン・ウォーターフォード氏は、「現在のアルコール一切禁止という姿勢に対し、学生に安全な飲酒や仲間の介護法を教育することになる。若年時に飲酒習慣を改善できれば、アルコール関連の暴力や健康への長期にわたる改善が得られる」と話した。

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