【シドニー26日AAP】 国民の祝日でもあるオーストラリア・デーの26日、全国各地でイベントが開催された。シドニーでも、数千人の市民が市中心に集まりこの日を祝った。
シドニー湾では、毎年恒例のフェリー・レースやオーストラリア空軍のジェット機とヘリコプターによる空中ショー、その後、集まった人々による国歌斉唱が行われた。会場では、オーストラリアの大きな国旗をマントにしてまとっている人や、オーストラリアに関するTシャツなどを着た来場者の姿が多くみられた。
会場に駆けつけた市民の1人、クロアチア生まれのマリー・プリングルさんも頭から足先までオーストラリアのナショナル・ブルーをまとった姿でこの日のイベントを楽しんだ。「オーストラリアに来たのは44年前。様々な素晴らしい機会を得ることができて本当にうれしく思う。オーストラリア・デーは私にとってクリスマスより大事」と述べ、オーストラリア国民であることを誇りに思うと話した。