【キャンベラ28日AAP】 オーストラリアから多くの若者が過激派組織「イスラム国」(IS)の軍隊に参加していることが懸念されている中、連邦政府は、死にたくなければ入隊するなと強く警告した。
ロバート国防相補佐は、シリアでのISと連合軍の戦いが激化し、これまでに1000人以上のIS兵士が死亡したと述べた。また米国政府も、オーストラリア人を含む外国人IS兵士がこの数カ月で多数死亡したことを発表した。
ロバート氏は、シリアの戦場におけるオーストラリア人の死亡者数を確認するのは非常に難しいと述べた上、「すべてのオーストラリア人に対して、死にたくなければこの戦争に参加しないよう警告する」とした。
これまでに約90人のオーストラリア人が中近東に向かいIS軍に参加。20人が死亡したとみられている。