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英国殿下に称号 首相は批判受止め

【シドニー29日AAP】  アボット首相が、英国のフィリップ殿下にオーストラリアのナイトの称号を贈ることを決めたが、政界内外からは批判の声が上がっている。これに対しコーマン予算相は29日、同首相が批判を教訓として受止めていると話した。

コーマン予算相はラジオ番組で、称号授与の決定に関し、「アボット首相は何らかの変更をするのではないか」と語った。また、「アボット首相は幅広く専門家らに意見を求めており、それは好ましいことだ」と意見を述べた。

この件をめぐっては、連立与党内からもアボット首相に対する批判の声が上がっており、同首相は、専門家らに意見を求めて慎重に決定するとしている。

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