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人質事件審問 被害者TV出演影響なし

【シドニー29日AAP】  昨年12月に起きたカフェ人質事件の死因審問が29日から始まり、そのなかで、人質となった人たちが受けたテレビインタビューにも議論が及んだ。

高額な出演料を得るインタビューについては、受けるべきではないという世論もあったが、審問を担当する評議委員会は、事件の目撃者がインタビューを受けること自体は違法ではないと説明した。

セブン・ネットワークからインタビューを受けたマルシア・ミハエルさんは30万ドル、ジョン・オブライエンさんは10万ドルを受け取ったほか、チャンネル9が他の6人の被害者らと100万ドルで契約を結んだといわれている。

評議委員会は、審問にさきがけて被害者全員と面接を行ったことを明らかにしており、検死官らがあらためてテレビのインタビューを見ることはないと述べた。

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