【シドニー15日AAP】 NSW州政府は、州の老朽化している消防車のアップグレードのため、資金調達を早急に嘆願することを検討している。
ウィークエンド・オーストラリアン紙の伝えるところによると、NSW地方消防協会(RFSA)は、州政府に3820台の消防車をアップグレードするように計画書を提出したという。
25人が犠牲となり、2439棟の家屋が破壊された大規模な山火事の消化活動を行った消防車の中には、30年経っているものもあり、緊急散水装置や耐熱性の材料などが装着していないという。
RFSAのブライアン・マクドノー会長は「25年以上経った消防車の装備やテクノロジーは、数年前に製造された車に比べて性能が劣る」とし「現在の州政府の形状支出では早急なアップグレードは無理」だとし、予算拡大を訴えた。