【シドニー31日AAP】 NSW州政府は、ビーチでのサメの安全性について海水浴者が参考にできる、新しいアプリを立ち上げた。
新アプリ「シャークスマート」は、サメの基本情報や識別・回避法について情報を提供する。夕暮れ時や暗くなったら海から上がること、海鳥が群れをなす地帯を避けること等有益情報も含む。地図の画面では、サメ捕獲ネットで保護されたビーチに直接ユーザーを道案内する。
同州のホジキンソン第一次産業相は、「海に入る上で100%の保証はないが、海水浴者のリスクを減らすため、できることをすべて行っていく」と話した。
同アプリは、ここ数週間で同州海岸沿いでサメが繰り返し目撃されたことを受けて着手された。シドニー北部ニューカッスルのビーチは、ブルースと呼ばれる全長5メートルのホホジロザメにより、連続9日間閉鎖された。