【シドニー2日AAP】 シドニー西部で29年前に発生した看護師強姦殺人事件の被害者を追悼する式典が開かれ、遺族や友人、また事件の捜査を行った元警察官などが参列した。
アニータ・コビーさん(当時26)は1986年2月2日、徒歩で帰宅途中に男5人に誘拐され、車内で繰り返し強姦・暴行を受け、指骨折、関節脱臼などを負った上、刃物で喉を切られ殺害された。遺体は事件発生の2日後、発見された。
2日、シドニー西部にあるパイングローブ記念公園には、殺害されたアニータ・コビーさん(当時26)の遺族など事件の関係者が集まり、同様の事件の再発防止を誓った。
コビーさんの妹は追悼式典の中で、「多くの皆さんが姉のことを憶えてくださって感謝している。温かい気持ちに言葉もない」と述べた。
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